【つくば市】市内の介護老人保健施設で、クラスターが発生した可能性が高いです。市民の皆様も、不要不急の外出を控え、命を守る行動を心がけてください。
県は31日(火)、新たに県内で4人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表しました。県内で感染が確認されたのは24人となりました。
アレーテル・つくばで16例目の感染が確認された40代の女性職員の濃厚接触者30人について31日(火)、PCR検査を実施したところ、16例目のつくば市の40代女性を含む職員2人と、30日に陽性が確認されたつくば市の90代女性入所者を含む入所者3人の計5人の感染が確認されました。
新たに陽性が確認された4名は、①都内に住む20代の男性会社員と、②・③つくば市の介護老人保健施設「アレーテル・つくば」に入所している80代と70代の男性2人、④20代で外国籍の女性職員の計4名です。20代の男性は最近の海外渡航歴はなく、今月25日に県内の実家に帰省し、27〜29日に37度台の発熱や咳(せき)などの症状があったため、30日に帰国者・接触者相談センターに相談、31日にPCR検査を実施したところ、陽性が判明しました。症状は軽いそうです。
県はアレーテル・つくばでクラスター(感染者の集団)が発生した可能性が高いとみて、厚労省にクラスター対策班の派遣要請を検討しているとのことです。
【県内22、23、24例目(県内16例目の濃厚接触者)の陽性結果について】
茨城県の木庭保健福祉部長が会見し、県内22、23、24例目については、県内16例目の患者が働く施設(アレーテル・つくば)の入所者2名(80歳代男性・居住地つくば市内、70歳代男性・居住地桜川市)と(続→ pic.twitter.com/iGfzpnrywg— 五十嵐 立青|つくば市長 (@igarashitatsuo) March 31, 2020
県内で陽性が確認された4名のうち、県内22例目の80代男性と、24例目の外国籍20代女性の、計2名が、つくば市在住の方であることがわかっています。
県は入所者と職員、デイケアの利用者を含めた約170人全員を対象にPCR検査を進めています。