【つくば市】平沢進さんとつくば。
突然ですが、『平沢進』さんという方をご存知ですか?先日、つくばに関する面白いツイートを見つけたので、どんな方なのか気になって調べてみました。
つくばには電柱が無い。
醜い電柱と電線は地中に埋まっている。醜いものを地中に埋める計画を実施したため、人口が減ったとも言われている。
私は自力で這い出して来た。
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) May 24, 2021
話題のこちらのツイート、思わず笑ってしまいました(笑)面白い人ですね。
平沢進さんは、Wikipediaによると『ミュージシャン・音楽プロデューサー、映像CGアーティスト』。愛称は「師匠」「ヒラサワ」「オッサン」だそうです。
1979年P-MODELというバンドのギターボーカルとしてメジャーデビューして以来、独自の活動を続けている希有なミュージシャンです。たとえば、長州力さんのあの有名な入場曲「パワー・ホール」ですが、実はこの曲、平沢進さんによって作曲・編曲されたものなのだそうです。
最近では、『ベルセルク』の作者である三浦建太郎さんの訃報を受け、平沢進さんがコメントを発表していたことが記憶に新しいです。三浦さんが平沢さんのファンだったことからタイアップが実現し、テレビアニメ「剣風伝奇ベルセルク」の劇中歌「BERSERK -Forces-」や、第2期の劇中歌「灰よ」「Ash Crow」、映画「ベルセルク 黄金時代篇」三部作のテーマソング「Aria」など、長年にわたり作品に楽曲を提供してきたという関係だったそうです。
平沢進さんは現在67歳ですが、2019年はフジロックフェスティバルにも出演され、ニコニコ動画でもかなりの人気者。コンピュータとCGを駆使した「インタラクティブ・ライブ」をはじめ、独自の演出が施されたライブパフォーマンスも人気を集めています。40年の活動歴がありながらマスコミ嫌いでここ数十年はTVには一切露出していないうえ、作風と人柄が独特で万人ウケする存在ではないので『知る人ぞ知る』ミュージシャン、自称・ステルスメジャーらしいです。平沢進さんについては情報量が多すぎて、とても一朝一夕には語れる存在ではないことがわかりましたが、とにかく一度平沢さんの演奏の映像をみたり、音楽を聞いてみるとその凄さがよくわかると思います。と同時に本当にユーモアたっぷりのとても面白い方なのだとわかります。上のYouTubeの動画は、わずか10秒足らずなのに、秒数以上のすごいインパクト。めちゃくちゃカッコいいですね。ファンのことを「馬の骨」と呼んでいるそうです。ちなみに、会人(えじん)というのは、サポートメンバーのことなのだそうです。
金木犀の香にさえ無関心な、取り残されたヒト科は、
灼熱の冬に向かう納豆菌のパラダイスで、ポリグルタミン酸のネバネバに全身を覆われて暮らすことになる。
例えばこんなふうに pic.twitter.com/E4l98txJW5
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) October 4, 2020
そんな平沢さんですが、本当なのかどうかわかりませんが、今はここつくば市(本人はつくば山頂と言っているらしいです)に住んでいるそうなのです。今は閉店してしまいましたが、2013年~2015年には、平沢さんの実のお兄さんである平沢裕一さんが経営していたカフェバー&ミュージック『Gazio』が、吾妻にあったようなのです。
どうやら、平沢さんとつくばには深い関係があることは間違いなさそうですね。もう20年前のこととなる2001年には、必要な電力のすべてを太陽電池を主とした発電機、そしてEnergy Huntingで集められた乾電池のみでまかなう野外コンサート【LIVE SOLAR RAY】を『つくば科学万博記念公園 モニュメント広場』にて行っていたそうなのです。
平沢進さん、知れば知るほど奥が深くすごい人でした。そんな方が、ここつくばに住んでいる(かもしれない)なんて!ちょっと嬉しくなりました♪
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