【つくば市】筑波山に近い観光地「平沢官衙遺跡」で古代へタイムスリップ気分を味わえるかも？

つくば市の北に位置する「平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)」。桜の名所として有名な北条大池のすぐ近くにあります。筑波山麓の観光スポットの1つでもある平沢官衙遺跡は、つくばでありながら、まるでタイムスリップしてしまったかのような気分を味わえる場所です。

平沢官衙遺跡は、今から1000年以上前の奈良・平安時代の筑波郡の役所跡であるとされています。租税として集めた稲などを保管するための大きな倉庫で、とても珍しい大型の高床式倉庫です。

1975年に行われた調査で重要な遺跡であることが判明したそうで、のちに国史跡に指定されました。現在の姿は1997年から6年かけて行われた復元整備によって復元されました。

真ん中にもっとも大きな倉庫である土壁双倉があり、その両端にはそれより小さい倉庫である校倉が1つずつあります。これらは実物大で復元されており、近くで見てみると古代にこんな巨大な倉庫があったなんて、誰しも驚くはずです。

古代気分を味わえる平沢官衙遺跡ですが、遺跡の目の前は、広々とした広場になっており、レジャーシートを広げてお弁当を食べている方もいました。

気軽にタイムスリップしてみたくなったら平沢官衙遺跡へ足を運んでみてくださいね。

平沢官衙遺跡はこちら↓