【つくば市】五十嵐市長の退職金が22円に!?「市長選で掲げた公約を果たすため。」有言実行、カッコイイです。
五十嵐立青市長は、2020年6月5日(金)、11月の任期満了後に支払われる約2000万円の退職金について、22円に大幅減額する考えを明らかにしたそうです。市長選で掲げた「退職金ゼロ」の公約を果たすためだとのことです。
【退職金約2000万円の受け取りを辞退します】
1期4年で2039万4千円の額になる市長退職金の受け取り辞退の公約について、その方法を記者会見で発表しました。政治家は公職選挙法により選挙区に寄付が禁止されているので、任期満了日の給料月額を1円にすることで退職金を22円にします。(1/2→ pic.twitter.com/Nm9amWack0— 五十嵐 立青(つくば市長) (@igarashitatsuo) June 5, 2020
五十嵐市長は現在1期目ですが、「4年ごとに2千万円を受け取るのは市民感覚からかけ離れていると思ってきた。市民が新型コロナで大変な時期なので痛みを分かち合いたい」と話していたそうです。
退職金を22円にしたつくば市長叩いてる人間の中につくば市民いないってのは有名な話だから。コロナにどんだけ迅速に対応してたか知ってたら叩けるはずないんだよなぁ
— LaLaLa (@klis19_LaLaLa) June 6, 2020
つくば市長の退職金廃止について「退職金は満額受け取ってしっかり仕事しろ」と言ってる人がいるけど、こういうことができる人は仕事もちゃんとする。
22円
— 名もなきピアノ弾き (@Chopin_Fav) June 6, 2020
「退職金22円」についてアレコレ言われていますが…
私は、「公約」をちゃんと達成しようとしているその姿勢を評価しよう。— 3代目S&P(ダンディズム) (@RichardHasepon) June 6, 2020
市長は、今回の自身の退職金を対象とした条例改正案として市議会に提案する予定で、後任市長の退職金は対象外とのこと。同様の減額は、栃木県那須塩原市と愛媛県伊予市で前例があるそうです。
昨今の、政治家の金銭絡みの不祥事の数々…。不祥事を起こしてもなお、多額の退職金が支払われるなど、信じられないようなことがまかり通っている世の中。それに比べ、しっかり仕事をされている証として、公約を果たそうと有言実行の五十嵐市長の「退職金22円」。
このニュースと、五十嵐市長の想いが、少しでも多くの人の心に届いて、響いてくれると良いですよね。